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   船橋子どもの家

船橋子どもの家

2013年 卒園文集

卒園にあたり、子どもの家生活を振り返る・・・秀明の母


子どもの家デビュー

2011年5月、2歳の誕生日を目前に、秀明は子どもの家に入所した。

入所当時の秀明はとてもおとなしい子どもで、感情を表に出すことが苦手だったのか

できなかったのか、心配になることも多かった。

そういえば、遊びの中で噛まれたらしい歯形が腕に付いていて、泣かなかったので

気づかずすみませんと先生から言われたこともあったっけ。

そんな秀明に転機が訪れることに。それは…いちばん上のお兄さんたちの卒園だ。

卒園式が終わった2012年4月、その時は急にやってきた。

夕方、迎えに行った時の秀明の表情が明らかに違うのだ。そう、ハジケている。

はしゃぎ方がまさに「俺たちの時代だぜぃ~」と言わんばかり。

あまりの豹変ぶりに母はわが目を疑ったほどだ。

こうして秀明は見事に高校デビューならぬ“3歳デビュー(?)”を果たしたのである。


充実の毎日を過ごす

何はともあれ、自分の意思をきちんと伝えられるようになった秀明。

歳の近いHちゃんと一緒に遊ぶことが多くなった。

「きょうね~Hちゃんとね~」「Hちゃんが○○してたよ」などと、家でもよく名前を聞いた。

また、1歳前の赤ちゃんに興味を示し、抱っこしたりほっぺにスリスリしたり

していると先生方から聞き、驚いたことを覚えている。

入所したてのTちゃんを抱っこさせてもらっている写真を先生からいただいたり、

Tちゃんのほっぺにスリスリしたり。

家庭では垣間見ることのできない秀明の顔、間近で見られる先生方に

ちょっとだけ嫉妬したりした(笑)。

3歳になり、もうひとつ変化したことがある。それは、アンパンマンからの卒業だ。

2歳当時、好き過ぎてキャラクターの名前をたくさん覚えた秀明。

3歳の誕生日にと父母から贈った昆虫図鑑に思いのほか興味を示し、

みるみるうちにどハマリ。次々にマニアックな昆虫の名前を覚え、

それと同時にアンパンマンの知識を忘れていった(笑)。

めくるめく昆虫の世界…恐るべし。


最近の秀明の様子

毎日飽きもせず、一緒に遊んだHちゃんが2012年末にお引越しのため転園することになった。

秀明悲しむかな…と思いつつ、その事実を伝えると、

意外とあっさり「そうなんだ~」と言っていた。

拍子抜けした母だったが、次の日、「なんでHちゃん今日いなかったの?」と聞いてきた。

かと思えば「Hちゃんはおひっこしだからいないないよね~」とも。

そのほかにも矛盾満載の発言を繰り返していた。

頭で理解できても、感情はなかなかついていかない、ということなのだろうか。

最近は女の子たちと“おりょうりごっこ”が楽しい様子。

お料理セットで作ったモノを事細かに語る姿はシェフさながらだ(親バカ)。

また、年下のお友達に「しゅーめーかっこいいね~」と追っかけ回され、

嬉しいような恥ずかしいような複雑な感じらしい。とにもかくにも毎日充実しているようだ。

生まれは仙台、育ちは船橋の秀明(今のところ)。

またいつ父の仕事の都合で新しい土地へ移るかも分からないが、

船橋での暮らしは我が家にとって実りの多いものとなっている。

成長して人生を振り返った時、子どもの家で過ごした時間を楽しかったこととして

思い出してくれることを父母は願う。


そして最後に、これまで秀明を支えてくれた先生方、お友達に感謝をこめて…

ありがとうございました。


●しゅうめいプロフィール●

【趣 味】 昆虫図鑑を読む、虫を擬人化し物語をつくる(けっこうおもしろい)

【好きな食べ物】 鯖寿司、水炊き、たこ刺し、鮭の皮、納豆(オッサンか…)

【苦手な食べ物】 トマト、いちご(酸味のあるものが苦手)





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子どもの家入園エピソード・・・蒼介の母



蒼介が一歳になり、いざ保育所探しの段階にさしかかった時、

噂には聞いていた様々な問題にぶつかりました。

まずは待機児童の洗礼。そして、食物アレルギー対応の壁・・・。

私達や本人が、お互い無理をしてまで通わせるのはやめよう、と夫婦で話していました。

やっぱり厳しいのかな・・・と諦めかけていた時のこと。

「子どもの家ってとこ、いいらしいよー。」

ママ友とも会話で耳にし、へぇー・・・と思いつつも実際は半信半疑でした。

でも、最後の望みをかけて見学に・・・。

「大丈夫大丈夫!!心配しないでー!」みっちゃんの一言で、目からウロコが落ちました。

子どものため、子どものことだけを考えて探していたつもりでしたが、

実は親である自分自身も支えてくれるような所を探していたんだ・・・と。

もちろん、子どもにとっても、ここならきっと大丈夫。

なぜか入る前からそう思える程、愛情と安心に包まれた現場の空気がそこにありました。

そして、子どもの家に入所してから一年が経ち、その確信の通りに、

蒼介は本当に楽しそうに毎日保育所に通っています。






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息子と過ごす大切な時間・・・蒼介の父の場合



息子が子どもの家でお世話になり始めて、もうすぐ1年が経ちます。

私は息子とゆっくり過ごせるのが、朝保育園に送って行くまでと週末だけですが、

保育園で覚えてくるたくさんの言葉や歌、しぐさにいつも驚かされています。

やっぱりお兄ちゃんお姉ちゃん、同年代の子達と一緒に過ごせることで、

良い刺激をいっぱい受けるんでしょうね。

もちろん園の先生方の愛情いっぱいの保育があってのことですよ!!

お父さんと一緒にゆっくり過ごせる週末には、”これでもか!”という位、

元気いっぱいに歌い、家中を走り回って、いっぱいお父さんに話しかけて、

1週間で覚えたことを披露してくれます。

その時間が本当に幸せで、次の週末まで一緒に遊べないのが

淋しくてたまらない日曜の夜です。。。

この文章を書いている今がまさにそうです。

息子のかわいい寝顔を見ながら・・・また明日から仕事頑張るぞお!!






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